完全に白髪?60代〜70代以上の白髪の量や割合は?

女性にとって白髪とは、幾つになっても気になるものです。年齢は大して関係ありません。

60歳過ぎると、もう20年以上白髪染めをしてきているという方も少なくありません。白髪の量はかなり増えていて、黒髪の方が少ない状態の方が多くなってきます。

60代70代、白髪だけでなく髪の質感や量の変化、ヘアスタイルの方向性など、どうしようかお悩みになる方も多いです。

僕は、白髪の医学的な研究者とかではなく美容師なので、科学的根拠があるわけではありません。これまでの仕事の中で、白髪でお悩みのお客様を数多く見てきた経験からの僕個人の考えになります。

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白髪でお悩みの方にとって、悩みを解消する記事ではないかもしれませんが、

  • 60代〜70代の白髪の量や割合は?
  • 今後のヘアスタイルの方向性は?

ちょっと考えを紹介します。

40〜50代の方はこちらを参考にしてください。

60代の白髪の量や増えるスピード

白髪は広範囲に生えていて、どこで分けても隠せないほどに増えている方が多いです。

また、黒髪よりも水分量が少なくゴワつきやすい白髪が全体的に多くなり、パサツキや広がりもお悩みの1つとして多くなります。

髪質や毛量の好ましくない変化もあり、多くの方が肩上の短いボブやショートのヘアスタイルにしています。

肩下の長さでキレイにキープしようと考えると、髪の状態に大きく左右されますし、何よりケアが大切となります。

60代前半の白髪の割合は?

お仕事を続けている方もそうでない方も白髪染めを続けていくのか、もう染めないでいくのか、考え始める方も多くなります。

「もう、真っ白にしちゃおうかしら」というように言われます。

ただ、お仕事を続けている間は白髪は染めていくという考えの方が多いです。

僕もそれはオススメしています。なぜなら、急に真っ白にする事は難しいので、キレイにグレイヘアにしていくには時間が必要だからです。

今後のヘアスタイルの方向性も考えつつ、白髪染めを続ける方がほとんどです。

60代前半の方の白髪の割合は、50%前後の方が多いように感じます。

「白髪と黒髪が半々」半分と聞くと少なく感じるでしょうが、実際はそれより多く感じる割合です。

白髪が増えていくスピードもだんだん早くなり、白髪の増加に伴い今後のヘアスタイルの方向性も考えながら、明るめに染めていくことをオススメしています。

【みんなが知りたい白髪染めのこと】
白髪や白髪染めでよくある質問から知りたいことを見つけやすく

60代後半の白髪の割合は?

まだまだお仕事も続けていくという方もいるかと思います。今後、白髪や髪質の変化も含めて、どのようなヘアスタイルでキレイをキープしていくのか悩む方も多いかもしれません。

白髪の量や増えるスピードは、本当に個人差あって、60歳前後から全体的にほぼ白髪(白髪率80%以上)という方もいます。多くはありませんが、全体的な白髪の量はかなり多くなっているのが60代後半です。

60代後半の方の白髪の割合は、多くの方が60〜80%とかなり白髪の割合が高くなってきています。

まだ黒髪もあります。実際は、場所によって白髪の量にかなりの差が出てきています。

お顔周り、分け目などの目立つ部分は80%以上白髪であることが多く、後頭部や襟足付近は50%前後だったりします。

この量になると、白髪染めをやめてもう真っ白にしようか悩みつつも、心配になることがあって踏み切れない方がほとんどです。

その心配事が「急におばあちゃんになってしまうんじゃないか…」というものです。

確かに、白髪染めをやめて真っ白にしていくと、どうしても白髪のイメージ的に「おばあさん」と思う方が多いのは事実です。

ただ、白髪の生え方や髪質、ライフスタイルによって真っ白にしていくことを考えてもいいですし、どんな雰囲気に見せたいかも大切です。

70代以上の白髪の量や増えるスピード

白髪染めをし続けてきた方は、白髪染めをやめるという考えを持たない方もいます。

というのも、白髪の割合がかなり多くなっている年代ですので、おしゃれな方は「白髪を染める」ではなく、おしゃれ染め(ファッションカラー)感覚で続けている方もいます。

白髪は黒髪と違い元から真っ白なので、自由な色を表現しやすいからです。

白髪を染めているから「白髪染め」と呼ばれるだけで、おしゃれ染め(ファッションカラー)ヘアカラー剤で染めることもあります。
その方が、明るくキレイな色に仕上げやすいので。

また、白髪染めから徐々におしゃれ染めだけに切り替えていく方もいます。

それとヘアスタイルも「おばあちゃんっぽいのは嫌」という方が多いです。

70代後半の方

毛量や髪質の変化もあるので、担当美容師と相談してステキなヘアスタイルを目指してください。

70歳以上の白髪の割合は?

白髪より黒髪の方が多いという方に出会うことは滅多にありません。どちらかというと、皆さん「もう全部白いでしょ」とご自身で言われる方が多いです。

確かに、全部白髪と言えるくらいの量ですが、後頭部の耳下辺りや襟足付近にまだ黒髪が残っている方もいます。

70歳以上の方の白髪の割合は、70〜100%とちょっと幅が広いように感じています。完全に全部白髪という方も多いのですが、まだ黒髪も残っているという方もいるからです。

お客様の中には、白髪の割合が40%くらいの70代の方もいて、今まで白髪染めをした事がないという方もいます。白髪が生えてきた年齢も遅く「そこまで気にした事がない」ということです。

80代に入ってきたお客様は、白髪染めを続ける方もいますし、美容室で長く座っていると疲れるからカットだけという方もいます。

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60〜70代以上の方は、ほぼ全ての髪が白髪となってくる方が多い

60歳過ぎると、白髪もかなり多くなり白髪染めをやめていこうか考え始める方もいますが、おばあさんに見えてしまわないか気になるようです。

ファッションやヘアスタイルのイメージにもよりますが、白髪染めをしていた方が若く見える方は多いです。

70歳過ぎると「おばあさんだけどおばあさんに見られたくない」と言われる方が多いです。おしゃれな方は、白髪染めというよりおしゃれ染めで柔らかい雰囲気のヘアカラーにする方もいます。

80歳を過ぎると、白髪染めをやめて自然体で品のあるヘアスタイルにしていく方も多いかと思います。

60〜80代は、毛量も減ってきて地肌が透けて見えたりすることもあります。また、元々の髪質にもよりますが、白髪が多くゴワつきやパサつきが出やすくなり、キレイに艶っぽく仕上げるのは難しいといえます。

白髪の量や生え方、髪の状態に合わせて扱いやすくバランスの良いショートにしていくのがオススメです。

60歳以降も白髪染めを定期的にする方が多く、しっかりと頭皮のケアをしていくこともオススメします。
『白髪染めを定期的にする方に頭皮ケアの大切さを知ってほしい』

黒髪に対して「白髪の多い少ない」を表す【白髪率の解説】もしています。

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