- 2020.11.12
- 明るい白髪染め
ダメージレスな時代到来!明るい白髪染めでも髪と頭皮に優しい♪
白髪染めしていて気になるのが髪のダメージではありませんか?
特にヘアカラーというものは明るめのカラー剤になればなるほど、脱色力が強くなり髪への負担も大きくなるものです。
白髪染めでも同じです。
- 髪がパサついてきた
- 施術時に頭皮に刺激を感じる
このように感じている方は少なくありません。
そのため、白髪染めを定期的にしていると、当然髪や頭皮の負担が気になってきます。
そんな定期的に白髪染めをしている方に、今後オススメしていけるカラー剤があるので紹介します。
白髪染メディアでもサロンのお客様にどんどんご案内して体験してもらっています。
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髪と頭皮に優しく明るくもできる『オイルで白髪染め』
「オイルで染める」と聞くと、
- なんかカラーしてるというかトリートメントを塗っている気分
- ツヤツヤになりそう
というようなことを体験したお客様に言われたりします。
美容業界でも新しいヘアカラー剤といえる『オイルカラー 』というものです。
従来の白髪染めよりも多くのメリットがあります。
(メリット1)髪のダメージが少ない
従来の白髪染めよりも髪への負担が大幅に軽減されています。
オイルカラー独自の染毛メカニズムがこれを実現したのです。
キューティクルを開かない白髪染め
ヘアカラーの繰り返しによる髪のダメージで、1番の原因がキューティクルを開いたり閉じたりすることなんです。
そのためキューティクルの負担を減らす事が、ヘアカラーのダメージ軽減にはとても重要となるんです。
従来のカラー剤というのは、白髪染めの染料を髪内部に届けるために、髪表面のバリア機能でもあるキューティクルを開く必要があったのです。
しかし、オイルカラーは水と油の反発する性質を生かして、キューティクルを開かずに必要な染料を髪内部に届けることができます。
オイルカラーには成分として、
- オイル
- 水に溶けた染料
が配合されていて、髪にオイルカラーを塗ると水に溶けた染料は、オイルに反発して髪内部に浸透していくのです。
髪は水を吸い込む性質があるので、水(染料)の逃げ場となって染料が入っていきます。
オイルが髪の中に染料を追いやるという感じをイメージしてください。
従来の白髪染めよりも大幅にキューティクルを残す事ができる染毛メカニズムです。
キューティクルを傷つけない。だから髪のダメージが最小に抑えられるわけです。
(メリット2)臭いがなくリラックスできる
白髪染め施術の際の刺激臭がほぼありません。
アンモニア無配合で明るいカラーでも刺激臭がないのがオイルカラーです。
アンモニア無配合の白髪染め
従来の白髪染めのほとんどにアンモニア成分が配合されています。
髪を染めるために必要だからです。
そのため、白髪染めをしている多くの方は、
- 施術中の刺激臭
- 帰宅後数日の残臭
という臭いを我慢しているかと思います。
そして、ヘアカラー剤というものは明るいものほど刺激臭が強くなりやすいのです。
オイルカラーは明るさ関係なく、刺激臭がする事は一切ありません。
(メリット3)頭皮の刺激がほとんどない
白髪染め施術の際の「ピリピリ、ヒリヒリ」などの刺激がかなり緩和されています。
実際、多くの客様から
- いつものより沁みない
- 全然刺激を感じない
というお声を頂いています。
アルカリが最小限に抑えられている
白髪を染めるのに必要なアルカリ成分はアンモニアが主流ですが、オイルカラーはアンモニア無配合で別のアルカリ成分をうまく利用しています。
そのため、頭皮への刺激もかなり少なくリラックスして白髪染め施術を受けることができます。
(メリット4)ツヤが出る
オイルをイメージすると『ツヤ感』と出てくると思います。
とにかく仕上がりにツヤが出ます。
60%がオイルでできたカラー剤
水が主成分の従来のカラー剤とは違い、オイルが主成分のためツヤ感も違います。
手グシで乾かしただけですが、おさまりもよくツヤ感がかなり増します。
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オイルカラーでの白髪染めのメリットまとめ
- 髪のダメージが少ない
- 刺激臭がない
- 頭皮の刺激がほとんどない
- ツヤが出る
新しいヘアカラー剤であるオイルカラーは、ダメージレスで明るい白髪染めも可能です。
そして施術中の刺激や臭い、帰宅後の残臭もほぼ気になることはありません。
ただ黒髪と白髪が混在している場合は、やはりしっかりと染まる明るさには限界があります。
これは黒髪と白髪という真逆の髪色を同時に同じ明るさに染めるのが困難だからです。
オイルカラーでの白髪染めは良いことばかりとも言い切れません…
従来の白髪染めと比較すると、ほとんどメリットしかないように思えます。
確かに従来の白髪染めのデメリット部分が大幅に軽減され、色持ちも変わらないのでほぼ良いことばかりではあります。
ただ難しい部分ではありますが、以下2つはデメリットと感じる方もいるかもしれません。
白髪染め施術料金が高くなる
オイルカラーにはメリットが多く、そこに対する価値として従来のヘアカラー施術よりも料金が高くなる傾向があります。
もちろん美容室にとっても材料としての仕入れ値が従来のカラー剤より高いというのもあります。
なぜならロレアルというメーカーさんからしか買えません。他メーカーからは同じオイルカラーは開発販売されていないのです。
今のところ独占市場です。
- 美容室側の仕入れ値の負担
- お客様に提供できる価値
この2つがオイルカラーでの施術料金に反映されています。
そのため、オイルカラーを導入しているほとんどの美容室が「いつものカラー料金に+〇〇円」という料金設定にしています。
技術力や立地などの違いもありますが【+1,000〜2,000円】としている美容室が多いです。
どこの美容室でもできるわけではない
このオイルカラーが日本で発売されたのは2019年のことで、まだまだ日本では歴史の浅いヘアカラー剤です。
それに「オイルカラー自体を使ったことがない」という美容室もまだまだ多いのだと思います。
そのため業界の中で浸透しきっていないと考えられます。
それと、前述した『仕入れ値』の部分も導入のハードルを上げているようには感じています。
また、新しい染毛メカニズムのヘアカラー剤であり、美容師側もお客様に価値を提供していくには勉強が必要となります。
オイルカラーは従来のカラー剤と比べて色の数が少なく、最低限の基本色しかまだありません。
色数が少ないということは、微妙なニュアンスを出したり、明るい白髪染めをするには調合する必要が出てくるわけです。
ただでさえ明るい白髪染めはうまく調合しないとならないのに、慣れないヘアカラー剤で思い通りの調合をするのは難しいのです。
従来のカラー剤と違う部分もあって、使いこなすまで面倒…という美容師もいると考えられます。
従来のカラー剤は、どこのメーカーも『おしゃれ染めと白髪染め』の2つのラインが揃っていましたが、オイルカラーは違います。
白髪染め!といえる白髪専用ラインがあるわけではなく、白髪染めで使う場合は美容師が調合して使う必要があるのです。
一応『白髪を染めるのに必要なライン』というものはありますが、色自体は美容師が考えて作る感じになっていますので。
オイルカラーでの白髪染めのデメリットまとめ
定期的な白髪染めをしているお客様にとって価値のあるものなので、デメリットとは言いたくないのですが…
- 施術料金が上がる
- どこの美容室でもお願いできるわけではない
毎月のように定期的にするからこそ、なるべくなら抑えたいと思うのが白髪染めの施術料金かと思います。
価格はお客様の負担とも考えられる部分ですので、いつもより料金が上がるというのはデメリットに感じる方もいるかと思います。
それでもオイルカラーでの白髪染めはそれに見合った価値があるのは間違いないです。
また、導入している美容室もまだまだ少ないため、いつも通っている美容室で出来るかは聞いてみる必要があります。
定期的な白髪染めをしている方にこそお勧めしたいオイルカラーでの白髪染め
今までも『髪と頭皮に優しい白髪染め』というものはありました。
髪のダメージゼロで頭皮の負担もほぼないというヘアカラー剤。
ヘアマニキュアや植物性染料、カラートリートメントやカラーシャンプーです。
しかし、これら髪と頭皮に優しいヘアカラー剤にはデメリットがあります。
- 明るくできない
- 色持ちが悪い
- 色が少ない
というもので、暗くしかできなくて色持ちも悪いという、白髪染めでも明るくしたい方には残念なものでした。
そのため白髪染めでもっとも多く使われているのがアルカリ性酸化染毛剤で、明るくできて色持ちも良いけど髪のダメージと頭皮への刺激が避けれないというものです。
今回ご紹介したオイルカラーも同じアルカリ性酸化染毛剤に分類されますが、
- 刺激
- 刺激臭
- ダメージ
が大幅に軽減され、色持ちも変わらないという優れたヘアカラー剤です。
1つ注意点があります。
酸化染毛剤にはジアミン染料が含まれているため、アレルギーのある方は使えません。
オイルカラーの染料もジアミンです。
白髪が目立ってくるとすごく気になります。どうしても4〜6週間ペースで白髪染めする方が多くなります。
定期的にするからこそ色持ちも良く、髪と頭皮に優しい白髪染めが必要です。
オイルカラーでの白髪染めは、久しぶりに自信を持ってオススメしたいと思える新しい薬剤です。
今までも新しいヘアカラー剤は開発されてきましたが、革新的と思えるようなものは少なかったのです。
今は白髪染め専門店というヘアカラー技術だけ提供する低価格のお店もありますが、仕上がりや髪と頭皮のことを考えるとお勧めはできません。
髪と頭皮のことを本当に考え、色持ちよく白髪染めをしていくには良いモノとそれを扱う技術力が必要となります。