- 2020.04.28
- 美容室での白髪染めについて
白髪染めで暗くなりすぎた!美容室で明るく染め直してもらえる?
「白髪染めをしてみたら思ったより暗くなりすぎた!」
白髪でお悩みの方で、こんな経験したことがある方は多いと思います。
白髪染めで黒っぽくなった髪を美容室で明るく染め直すことは可能です。
ただ、美容室でも簡単なことではありません。
- ご自宅でのセルフカラーで暗くなってしまったのか?
- 美容室で暗くなりすぎてしまったのか?
どちらで白髪染めをしたのかも関係してきます。
ここでは、
- 市販の白髪染めで暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直す流れ
- 美容室で白髪染めして暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直す流れ
の2パターンを紹介します。
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白髪染めで暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直すことは可能
明るく染め直すことはできますがデメリットもあります。
暗くなりすぎた髪を明るく染め直すには、基本的にダメージは覚悟する必要があります。
また、染め直すことがほぼ不可能となる場合もあります。
白髪染めで思ったより暗くなりすぎたからといって、市販の明るいヘアカラー剤で染め直すことはオススメしません。
暗い白髪染めで明るく染め直しが可能かどうかは、使用した白髪染めヘアカラー剤で変わってきます。
ご自身がどのタイプの白髪染めを使ったのかわからない方は、こちらをご覧になって確認してみてください。
市販の白髪染めで暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直す流れ
- 自宅で白髪染めして暗くなりすぎてしまう
- やっぱりもう少し明るくしたい
- 美容室にカラーの予約を入れる
- 美容室でカウンセリングを受けて施術
上記のような流れになりますが、いくつか重要なポイントがあるので紹介していきます。
1,自宅で白髪染めして暗くなりすぎてしまう
市販の白髪染めを利用して暗くなりすぎた場合、必ず覚えておいてほしいことがあります。
それは「どんなヘアカラー剤を使ったのか?」です。
美容室で染め直してもらうにしろ、この使用した白髪染めヘアカラー剤がどんなタイプのものかが影響してきます。
もし、使用した白髪染めヘアカラー剤の箱が残っていれば、捨てずに取って置きましょう。
捨ててしまっていたら覚えてる範囲でネット検索して、商品詳細を確認しておくといいです。
2,やっぱりもう少し明るくしたい
市販の白髪染めで暗くなりすぎてしまう方は多いです。
すごい明るくしたいわけじゃないけど、ここまで暗くする予定ではなかったということ。
ここで気をつけてほしいのが、市販の明るいヘアカラー剤を使って、今度は明るく染め直そうと考えることはしないでください。
まず明るくなりません。逆に色ムラが出る可能性が高く、美容室で染め直すことが大変となります。
必ず美容室で相談しましょう。
3,美容室にカラーの予約を入れる
今は、美容室の予約もネット予約が主流となってきましたが、必ずお電話で予約を取るようにしてください。
どこまで暗くなっているかはわかりませんが、
【暗い → 明るい】は通常のヘアカラー施術より時間が掛かります。
ネット予約は施術時間があらかじめ設定されています。
例えば【カラー(シャンプーブロー込)/2時間】となっていても、まず2時間で終わらないと考えておいてください。
美容室側もネット予約では「どのような髪の状態のお客様がどのようなご希望なのか?」まではわかりません。
そうなると、設定されている施術時間内での施術が困難となり、後のご予約のお客様と重なってしまう恐れが出てきます。
白髪染めで暗くなっている髪を明るくするには時間を多めに取る必要があるので、お電話にて以下のことを伝えてください。
- 自宅で白髪を染めたら暗くなりすぎたので明るく染め直したい
- どんなタイプの白髪染めを使ったのか
- いつ染めたのか?(何回染めたのかも)
- 髪の長さ
どんなタイプの白髪染めを使ったのかわからないときは、美容室側からいくつか質問があるかもしれませんが、わかる範囲で教えてもらえればある程度予測がつきます。
こういったことをお伝えしてもらえれば、当日の施術がスムーズです。
4,美容室でカウンセリングを受けて施術
お電話にて詳細をお聞きしていれば、カウンセリングもスムーズです。
ただ、このときに髪の状態を見させてもらいますが、場合によっては1度の施術でキレイに明るく染め直せないこともあります。
市販の白髪染めでのセルフカラーは染めムラが多く見受けられます。
このような状態から1度で明るく染め直すことは難しく、複数回の施術をしていくことで明るく仕上げていきます。
市販の白髪染めで暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直す流れは、このようにいくつかのポイントがあります。
- 白髪染めで使用したヘアカラー剤の箱は取って置く(できれば)
- 予約は必ず電話で詳細を伝える
- 髪の状態次第では何回か美容室に通う必要がある
美容室で明るく染め直してもらうにしても、お客様の髪の状態は見てみないとわかりません。
使用した白髪染めヘアカラー剤によっては、明るく染め直すことが不可能となる場合もあります。
そのため、どのくらいの施術回数でご希望の仕上がりにできるかは、美容室でのカウンセリングをしないと判断できません。
また、施術回数によって料金も変わってきますので、お電話にて確かな料金をお伝えするのも難しいです。
(目安としての料金はお伝えできます)
市販の白髪染めでセルフカラーをしている髪の状態は、美容師でもすべてを把握することは難しいのです。
美容室で白髪染めして暗くなりすぎた髪を美容室で明るく染め直す流れ
- 美容室で白髪染めしてもらったが思ったより暗い…
- やっぱり明るくしたい
- 美容室にお直しの問い合わせをする
- 美容室で明るく染め直してもらう
上記のような流れになります。
美容室で希望した仕上がりと明らかに違う場合は、お直ししてもらえることがほとんどです。
1,美容室で白髪染めしてもらったが思ったより暗い…
白髪が気になり始めて美容室で白髪染めをしてもらう。普通に考えられることです。
多くの美容室が「白髪染めでは明るくできません」「白髪をしっかり染めるには暗く染めるしかありません」と説明してくると思います。
確かに、白髪染めで白髪が1番しっかりと染まるのは「黒」です。
そこから明るくなればなるほど、白髪の染まり具合も薄くなっていきます。
なぜ、白髪染めの仕上がりでこうなるのかというと、
白髪染めをしようと考えたとき、多くの方は髪の毛すべてが白髪というわけではありません。むしろ、黒髪の方がまだまだ多く白髪の方が少ない状態だからです。
黒と白という真逆の髪色を同時に染める必要があるため、多くの美容室が暗い白髪染めでの施術を勧めてきます。
結果、お客様からしたら「暗くするしかないなら仕方がない…」と暗い白髪染めをしてしまうことが多くなっています。
ただ、お客様が「あまり暗くはしたくない」というご希望であれば、本当は明るめの白髪染めからはじめていくことが理想です。
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2,やっぱり明るくしたい
美容室で染めてもらっても、こう感じるときはあると思います。
想像より暗すぎたから明るくしたいと思うのかもしれません。
また、美容室からの最初の説明通りだけどやっぱり暗いと思うのかもしれません。
お客様も見本の毛束を見た時の仕上がり像と仕上がった時の全体像では、想像していた印象と差を感じてしまうことはあります。
実際に白髪染めをして仕上がってみないとわからないこともあります。
また、染め上がりの髪を見る環境でも見え方が変わってきます。
- 自然光(太陽光)の下
- 美容室の照明
- ご自宅の照明
- 職場の照明
これだけで見え方は違います。色は光源の違いで必ず見え方が変わります。
それなので、ご自宅での照明の下で見たときに暗いと判断せずに、屋外や職場などでも1度明るさの確認はしてみた方がいいです。
すぐに暗いと判断して、市販のヘアカラー剤で明るく染め直すことはしないことです。
明るく染め直す場合は、必ず白髪染めをしてもらった美容室に問い合わせしてみましょう。
3,美容室にお直しの問い合わせをする
基本的には、どこの美容室もお直し対応はしてくれるはずです。
ただ、ここで重要となるのが最初に白髪染めをお願いしたときのことです。
仕上がりの見本を見せてもらい、説明を受けて納得して施術した場合は、染め直しで新たに料金が発生するかもしれません。
しかし「白髪は染めたいけど、あまり暗くはしたくない」と伝えた上で、見本で見せてもらった仕上がりより明らかに暗い場合などは、お直しの対象となり無料で染め直してもらえると思います。
こういった「美容室でのお直し」は、各美容室でも対応が違うのでお問合わせして確認してみるしかありません。
線引きが難しい部分です。白髪染めではないですが、わかりやすい例でいうと
最初は「ピンク系に染めてほしい」というご希望で、お直しのときのご希望が「やっぱりアッシュ系に染めてほしい」という場合は、そもそもお直し対象外となります。
最初のご希望と全く違うので。
この場合のお直しでのご希望は「ピンクが強すぎる」「ピンクが薄すぎる」などであれば、無料でのお直し対応となるはずです。
多くのお客様は、美容室にお直しのお電話をするときに申し訳なさそうな気持ちでお電話くださることが多いですが、気になることがありましたら気にせずお電話ください。
むしろ、お直しとなればお客様にお手数お掛けしてしまうので、美容室側としても申し訳ない気持ちです。
「イメージと違う…」起きる可能性はゼロではありません。
まずは利用した美容室にお電話にてお問合わせをしてみましょう。
4,美容室で明るく染め直してもらう
市販の白髪染めでのセルフカラーからの染め直しよりはスムーズです。
同じ美容室で同じ担当美容師がお直しするわけですから、前回の施術内容はわかっています。
- どのタイプの白髪染めで暗く染めたのか?
- 染める前のお客様の髪の状態
この2つが明確であれば、明るく染め直すための施術工程がすぐに判断できます。
ただ、これは担当美容師からも必ず説明があるはずですが、髪のダメージは避けれないということ。
(もともと明るい髪色だったのが、白髪染めで暗くなってしまったのであれば、やり方によってはダメージを抑えて元の髪色に戻す方法もありますが、あまり美容室では使われません)
(黒っぽく)暗い髪色を明るく染め直すことは可能ですが、髪への負担が必ず生じるものです。
美容室で白髪染めした髪色をお直しで明るく染め直すときの注意点は、
- すぐに暗いと判断せずに屋外や職場などの環境下でも様子を見る
- お直しのお問い合わせ時に料金確認はした方が良い
- 白髪染めで暗くなった髪を美容室で明るく染め直すときもダメージはある
美容室で白髪染めした場合は、同じ美容室で染め直してもらうことが基本です。
お直しの対象となるかどうかは、美容室ごとでも対応が違うので確認してみてください。
白髪染めの【暗め→明るめ】は、美容室で施術するにしても簡単なことではなく、時間も髪への負担も掛かるものです。
明るく染め直していく方法はいくつかあります。
美容室でのお直しで明るく染めることはできるが簡単なことではない
暗い白髪染めヘアカラー剤というのは染料が濃く、1度暗めに染めてしまうと明るく染め直すのが大変です。
もし、白髪染めをして暗くなりすぎた…やっぱり明るくしたいと考えたら、ご自身で判断するのではなく、まずは美容室で相談しましょう。
まず、白髪染めで暗くなりすぎたと感じるお客様の多くは、もともとはファッションカラーで明るめのお色に染めていた方が多いです。
白髪が気なり始めるまでは明るく染めていたわけです。ところが、白髪染めをしてみたら思ったより暗い仕上がりに違和感を感じてしまいます。
「白髪は暗くしないと染まらない」と美容室で言われたけど、本当は暗くしたくなかったわけです。
明るめの髪色が好みの方は、白髪染めをするにしてもはじめから暗めに染めるのはお勧めできません。
担当美容師とよく相談して明るめの白髪染めから始める方がお勧めです。
ずっと暗い白髪染めをしてきたけど、やっぱり明るくしたいというお客様をたくさん担当してきていますが、やはり1度の施術でキレイに明るくできる状態の方は少ないです。
染め直しの場合も1度の施術では難しいこともあり、お直しのときの方が時間が掛かる場合がほとんどです。
髪への負担なども考えながら、どのように明るく染め直していくか担当美容師との相談が大切です。
明るい白髪染めはできないわけでもありません。暗めに染めるだけが白髪染めではないのです。