- 2020.04.01
- 白髪予防のこと
【白髪予防】自宅で簡単に出来る頭の3分マッサージの仕方
『白髪になる原因』でも解説していますが、健康的な毛髪は健康的な頭皮から生えてきます。頭皮環境が悪いと生えてくる髪にも影響を及ぼします。
頭皮環境を整えるために大切なことは、
- 頭皮を清潔に保つ
- 頭部の血流を良くする
ことです。
頭皮を清潔に保つには、日々の正しいシャンプーを意識すれば大丈夫です。
頭部の血行をよくするには、マッサージが大切です。毛根に栄養を運んでくるのは血液です。
マッサージで頭皮の緊張をほぐすことで、頭部の血行が良くなり、正常な育毛機能が保たれます。
これによって、メラニン色素を作りだすメラノサイトの働きが良くなります。 黒髪が白髪になるのを防ぐためにも、頭のマッサージを習慣づけましょう。
白髪を黒髪に戻す確実な方法はまだありません。これ以上増やさないというケアが大切です。
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入浴中に3分!簡単な頭のマッサージの仕方
頭のマッサージは、お風呂の中で出来ます。
シャンプー→ヘアトリートメント→マッサージの順で、湯船に浸かりながらマッサージしてみてください。
頭のマッサージの流れは、
- 頭皮を全体的にほぐす
- 後頭部を首筋からほぐす
- 後頭部の引き上げ
- フェースラインの引き上げ
- 全体を圧迫
5つの各項目を30〜40秒づつくらいかけてマッサージします。トータル約3分です。
「3分なんてスグ!」と思うかもしれませんが、やってみるとはじめは長く感じるかもしれません。
頭のマッサージは毎日が理想ですが、はじめは週1回からでもいいです。
1,頭皮を全体的にほぐす
まずは、頭皮全体をほぐしておきます。
耳上を3セクション①、②、③に分ける。
各セクションを矢印の方向に向けて、円を描くように頭皮を動かしていく。
指は立てずに力だけ入れます。
【30〜40秒】
2,後頭部を首筋からほぐす
後頭部を両手の親指で、外に向けて回転させながら①〜③をマッサージしていく。
大事なのは、身体に近い所から頭頂部に向けてマッサージすることです。
【30〜40秒】
身体に近い方が血管が太く、頭頂部の方が細くなっていきます。
血流の良い太い血管から、血流が悪くなりやすい細い血管の方へ向けて、マッサージで血行を促します。
3,後頭部の引き上げ
耳裏から両手5本指を広げて、矢印方向に向けて、円を描くように頭皮を動かしていく。
【30〜40秒】
4,フェースラインの引き上げ
お顔周りの生え際に指を当てて、矢印方向に向けて、顔周りの皮膚をグゥーっと引っ張り上げるようにしてマッサージしていく。
【30〜40秒】
5,全体を圧迫
①の首筋から5秒くらいかけて矢印方向に引き上げるような感じで圧迫する。
【30〜40秒】
これを2セット繰り返して、頭のマッサージは終わりです。
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頭のマッサージで意識するべき大事なこと
前頭部や頭頂部付近の毛細血管は、襟足や耳周りの血管よりも細く、加齢に伴い血流が悪くなりやすいです。
マッサージをするときは「下から上へ」を意識することで、血行を促し、頭部全体に栄養が行き届くようにします。
白髪に限らず髪質の変化などは、頭皮の老化が1つの原因と考えられています。
加齢による髪質の変化は、
- 髪がうねって収まりが悪い
- 髪がパサパサで広がる
- 根元が潰れる
などは、老化現象の一種です。
定期的な白髪染めをしている方は、白髪の増加によるお悩みもありますが、年齢が上がってくると髪質の変化でも悩んできます。
日々のシャンプーで頭皮を清潔に保つことはもちろん、その後は頭のマッサージで血行促進することも大切です。
キレイな髪は、健康的な頭皮から生えてきます。
自宅でのケアが1番大事!頭のマッサージはオススメです
毎日のケアが大変では長続きしません。
頭のマッサージは、毎日できるなら3分くらいを目安にして、習慣にすることが大切です。
5〜10分のマッサージでは、面倒に感じてしまい多くの方が続きません。
短い時間でも頭皮ケアを意識して、毎日頭皮の緊張をほぐしてあげるだけでも十分です。
あとは、美容室で白髪染めをするときに、ヘッドスパメニューなどもお願いして、定期的なケアを心掛けることも大切です。
【頭のマッサージの大切なポイント】
- マッサージは夜、シャンプーの後にやるのが効果的。 育毛剤や養毛剤などをつけてマッサージする場合は、シャンプー後髪を乾かしてから頭皮に塗布することで、より効果的に浸透してくれます。
- 各項目のマッサージを30〜40秒ぐらいかけて、全体をとおして約3分間マッサージ
- 「下から上へ」を意識てマッサージ
頭皮には太い血管がとおっていないので、夜寝る前に頭部のマッサージをすることで血流が良くなり、睡眠中に行われる育毛機能が正常に働いてくれます。
頭皮を清潔に保つためのシャンプーの仕方は、こちらをご覧ください。
→『頭皮ケアの第一歩となる自宅でのシャンプーの仕方』